今日は、朝から工場に一日入りっぱなしで、麺の製造をしておりました。朝一番に作る「うどん」は特に気を使います。
まず、一番気になるのが「異物混入」です。昨日作業終了後に掃除や機器類の清掃は徹底的に行っているのですが、朝一番の作業でも確認しなければいけません。エアガンで屑がたまっていそうな箇所を今一度吹きかけその後に原料をミキサーに投入します。そして次に気をつかうのは「加水」です。その日の気温と湿度を考慮しながら水加減を調整する、これが意外に難しいのです。もはや3月なので、厳寒の真冬とは当然、気温、湿度が違ってきます。空気の乾燥した寒い日は、一年で一番、加水を多くするのですが、今日はそこから暖かくなった分、若干加水を落として練り込みました。出来栄えは、気持ち加水を多くしてもよかったかと思いますが、まずは及第点でした。今後は夏にむかって全商品、少しづつ加水を落としていかなくては一年を通して均一な商品は提供できないのであります。