名古屋からの暖かいご支援

工場内で焼きそばを製造中
工場内で焼きそばを製造中

今日の弊社・一関工場付近の最高気温は15℃まで上がり、桜の開花の頃の陽気になりました。今年は桜前線の北上も例年になく早まるのではないでしょうか。

今日の丸光の工場内は焼そば一色に染まりました。というのも業務用の焼きそばが200kgあまり注文が入ったからです。

200kgというと通常一人前が150gなので、1,333人前ということになります。やはりこのくらいの量になりますと、2日間にわけて製造しないと当工場のキャパでは対応できませんでした。しかし、震災後売上が回復していない中の嬉しい悲鳴に従業員が一丸となって焼きそばをつくっていた姿が何よりでした。

この注文を発注していただいたのは、愛知県のトヨタ自動車関連の会社で、社員食堂で使用したいとの依頼で、被災地支援の意味も込めて、一昨年からお取引いただいております。被災地の宮城県、岩手県はトヨタ自動車の国内第3の製造拠点とされており、

特に震災後は東北をバックアップしていくトヨタの姿勢はTVコマーシャルにも表れておりました。食品と自動車と作っている物は違うけれども、同じ製造業者。日本のものづくりの魂はやはり現場にあるし、その現場を一度は失った丸光ではありますが、こうして全国の支援を受けながら2016年の春も頑張っています。