今日6月21日は夏至です。あたりまえのことですが一年で昼間が最も長く、夜が最も短い日です。冬至と比較すると、昼間の時間差は4時間以上もあるそうです。夜7時を過ぎても明るいというのは、なんか得した気分になりますね。
北欧などの日照時間が短い地域では、特にこの日が歓迎され、各国で盛大に「夏至祭り」が行われます。この日のお祭りは、繁栄や収穫、恋愛や出会い、夫婦和合などがかなえられるのだとか。日本でも、伊勢神宮の禊ぎの場として知られる二見浦(三重県)で、夏至の日の出が盛大にお祝いされます。
ちなみに関西では、夏至の時期にタコを食べると元気になれるという言い伝えがあるそうです。タコの八本足のように農作物が大地に根付くよう神様に奉納したのが、この風習の始まりと言われているそうです。実際タコには疲労回復効果があるので、タコを食べるのは理にかなっていますね。
昼が長いと、家族団らんの時間もたっぷり取れそうですが、政府でも中央官庁の職員の退職時間を早めて、家族団らんを有効に活用してもらう為に「ゆう活」を推奨しているといいます。「ゆう活」の「ゆう」は夕方の意味の他、悠々とした時間などの意味があるそうです。そして、7月と8月は「ライフワークバランス(仕事と生活の調和)」の推進強化月間です。これからの時代は、夜遅くまで残業する仕事人間は職場からいなくなるかもしれませんね。
今、会社でこのブログを書いていますがもはや午後8時を回りました。さすがに夜空に星がまたたいてきました。私の場合はいま一つ、「ライフ」と「ワーク」のバランスが悪いようです。