英国に見る、まさかの坂はやはりあった!

このブログではあまり、政治ネタや国際情勢のネタは、私にふさわしくないので、あまり書き込まないのですが、今日だけは記録に留める為にも一言書き込みをしてみたいと思います。

表題の通り、イギリスのEU離脱が国民投票で決定しました。今朝のニュースでは「残留派」優位との情報でした。私自身も今回は「残留派」が勝つだろうと、たかをくくっていましたが、この結果です。

やはりそれだけイギリス国内での移民問題は、国民の身近な重大案件だったのでしょう。焦点は移民問題だけではなかったのですが、人々が移民に仕事を奪われてまで、EUの留まるメリットなど何一つないといったところでしょうか。

今回のこの結果は、今後の世界情勢の変化のきっかけとなるような気がしてなりません。

イギリスの盟友のアメリカも今年は大統領選挙です。報道などでご承知の通り、かなり過激な発言をする方が、あれよあれよと言う間に共和党の候補になってしまいました。評論家の方がこんなことを言っていました。「戦前のドイツ。ナチスのヒットラーも、過激な発言を繰り返し、あれよあれよという間に総統まで登りつめたのです。」と・・・。

そして、世界各国で繰り返される悲惨な無差別テロ。人間を救うはずの宗教が、なぜ、異教徒と敵対しなければならないのか、なぜ分かりあえないのか、そして自らを戦士と讃え、なぜ自爆テロなどの悲惨な行為に及ぶのか、平和ボケした私には理解できません。

平和ボケしたといえばこの日本も来月は「参議院選挙」です。このような世界情勢の中、日本もなんらかの影響を受けるでしょう。今回は18才から選挙権が行使できるようになりました。老若男女、皆さん、是非今一度足元を見据えて、日本がおかしな方向に進まないように、子供達に明るい未来が訪れるよう真剣に考えて投票に挑みましょう。