日本産ワインの販売が好調です

我が家にあったイチゴのワイン?ブドウでなくてもワインというのでしょうか?
我が家にあったイチゴのワイン?ブドウでなくてもワインというのでしょうか?

国産ブドウだけで醸造する「日本ワイン」の販売が好調のようです。

原料や製法にこだわり、醸造技術の向上で高品質のワインとしての地位を確立したようです。フランスワインの愛好家が日本ワインに切り替えている人もいるとか。

先月に開かれた「伊勢志摩サミット」の昼食会で提供された日本ワインなどは、その情報が流れたその日に、在庫1200本しかないところに、2000本以上の注文が殺到したそうです。

しかし、ただ一つだけ注意を。実は「国産ワイン」と「日本ワイン」は別物です。「国産ワイン」は、輸入のブドウ果汁を使い、日本で仕込めば「国産ワイン」を名乗れます。ただ、2018年からは「100%国産の原料を使い、国内で製造された果実酒を『日本ワイン』と表示する」というルールが適用されることが決定しました。

また、地名表記も地域で育てたブドウを85%以上使用し、同じ地域で醸造された場合に限り、地名を表記できるそうです。

そして、今後の課題は「国産ブドウ」の確保だといいます。国内の栽培農家は高齢化が進み、関係者の間では10年後も今と同様に原料が確保出来るかは保証がないといいます。こういうところにも、少子高齢化や農業人口の減少など、現在の日本の課題が表れています。

「赤ワインはポリフェノールが入っているから」と、健康を気遣ってワイン党になった友人が私の周りにもいますが、度が過ぎれば元も子もありません。お酒は適量をたしなむのが健康の秘訣、いわゆる「百薬の長」といわれる所以です。頭では分かっているのですが、今晩もまた・・・(汗)。