パン好きのヨーロッパが平和になりますように

一昨日は、フランスのニースで、トラックを暴走させた無差別テロが起き、その前はパリやブリュッセルでもテロが起きていて、何かと物騒なヨーロッパですが、先日は4年に一度のサッカー欧州選手権(UEFA EURO 2016)が開催され、ポルトガルが開催国のフランスを破って、ついに悲願の初優勝を飾りおおいに盛り上がりましたね。

さて、ここで問題です。国民1人あたりのパスタ消費量世界一なのはどこの国でしょうか?答えはもちろんイタリアです。これは皆さんも容易に想像がつきますね。

では、もう一問。パンの国民一人当たりの消費量が世界一の国はどこでしょうか?アメリカかな?いや、フランスパンのフランスかな?ナンを食べるインドかも?ヒントはヨーロッパの国です。さてドイツやイタリアを想像しましたよね。

正解はトルコなのです。一人当たりの年間消費量は104kg(ヨーロッパ・パン生産者連盟AIBI・Bread Maker Report2013)。フランスでも一人当たりの年間消費は57kgなので、いかにトルコの人がパンを食べるかがわかります。

では最後にもう一問。日本で一人当たりのパン消費量が多いのはどの県でしょう?パン屋さんが多い東京や神奈川、または大阪をイメージしますが、実は京都府が1位で年間約20kgです(2015年総務省家計調査より算出)。

それでも、トルコやヨーロッパ各国には遠く及びませんね。やはり欧米は粉(小麦粉)文化で、日本を含む東アジアは米文化です。それでも、昨今の日本では全国各地で美味しいスイーツが数多く誕生しているようです。そして、ターゲットは甘いものには目がない女性ですよね。口コミですぐ広まる時代ですから。