昨日は、「海の日」でしたが、世界の海を渡り歩き活躍することの例えに「七つの海を股にかける」といいます。
しかし、世界中には「海」とつくものは七つ以上ありますし、大きな「海」は五つしかありません。その五つは「太平洋」「大西洋」「インド洋」「北極海」「南極海」です。
ではなぜ、「七つの海」なのでしょうか?その昔。「七つの海」といえば、アラビア人が支配していた海洋のことで、「南シナ海」「ベンガル湾」「アラビア海」「ペルシャ湾」「紅海」「地中海」「大西洋」の七つを指していたそうです。
では、現在我々が使っている「七つの海」とは?これは、昔の船員達は世界五大海のうち「太平洋」と「大西洋」を南北に分けて数えていた名残りだそうです。あまりにも広いこの二つの大海を南北に分けると「北太平洋」「南太平洋」「北大西洋」「南大西洋」「インド洋」「北極海」「南極海」の七つになります。
ここ気仙沼にも「七つの海を股にかけた」海の男たちがたくさんいます。そして、世界中の海の男たちに愛されるような港町に復興できればと願っています。