「陸」「海」「空」が変わる?

今日の新聞の話題です。このタイトルだけ見ますと、どこぞの軍隊か日本の自衛隊の話かと思われますが、物流の話です。

記事ではまず、ロールスロイスの話から。日本ではロールスロイスといえば、イギリスの世界最高レベルの高級車のイメージが強いのですが、元々は、戦前より戦闘機用のエンジンを作っていて、現在に至ってもジェットエンジンや船舶も作っている企業です。

そのロールスロイスが、いわば遠隔操作できる「ロボット船」を作る計画があるようです。

貨物船を対象としているようですが、基本的には無人船となる計画。もしかすると、今、話題の自動運転の車より早く「自動航行船」が実用化されるかもしれないとのこと。

もちろん、車と同様リスクはつきもので、技術的には可能でも実用となると、いくつもハードルがあるのも確かです。ただ、実現すれば、人件費のコストが大幅に削減されるのは必死で、海運運賃は大幅に下がるに違いありません。

おそらく自動運転の車も乗用車よりも、長距離物流のトラックなどから進むものとみられています。そうなると、近い将来は長距離の物流は「陸」と「海」が自動化されていく可能性が非常に高いようです。

その上「空」も、現在はドローンで様々な分野に応用され「空」の産業革命として、もっとも先行して無人化が進んでいます。

これらの「陸」「海」「空」は、まさに物流革命前夜の状態にあるようです。