リオ五輪が始まりましたが、次回開催の東京オリンピックは2020年です。4年後の日本や世界はどのように変化しているのでしょうか?
少なくとも、IT関連やAI(人口知能)などは、今よりの数段進歩していることは間違いないでしょう。
先日の記事に、日本でも2020年からようやく小学校でプログラミングを必須にしていくことが決まったと書いてありました。
プログラミング教育の必修化を推進する背景として、WEBエンジニアをはじめとするIT人材の不足があります。先日経済産業省が発表した、IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果によると、2020年に36.9万人、2030年には78.9万人のIT人材が不足すると予測しています。
その上、今後もIT関連のビジネスは拡大していくと予想される一方で、それに対応するIT人材の数が追いつかないと予測されます。そのため政府は小学校の時から、ITに関する基礎知識を習得し今後の成長戦略の礎にする狙いがあるようです。
このことは、今後就職するにあたって学生の必須能力を変えることになりそうです。すでに先行してこのようなことを行ってきたイギリスなどでは、すでにプログラミング能力が就職の条件に大きく影響しているようです。日本も、IT系以外の企業も一部そんな動きになると噂されています。
これから社会がどんどん自動化され、AIなどが普及していくと、プログラミングはすべての社員の必須条件になる可能性があります。現在我々が行っている、パワーポイントやエクセルで資料を作成するのと同様です。
子供の教育本に「子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい」という本も既に出版されています。その上、実際に子供にプログラミング教育を行っている親もいるといいます。皆さんもお子さんやお孫さんに、いかかがですか?
2020年の「東京オリンピック」では、メダル争いの他にも、日本のIT技術がどのように進歩しているのか、技術者の腕の見せ所といった要素もあるようですね。