今日の日曜版の新聞に外国人労働者による家事代行サービスが大阪や神奈川で始まったことが紹介されていました。
賛否はともかくとして、今後は特区に限らず特に都市圏では増えていくものとみられます。その中でも特にフィリピン人は人気のようです。これは、日本だけでなく世界中でフィリピン人が人気だといいます。
そこで料金をみてみると、1時間2000円前後です。日本人の場合、家事代行会社は1時間3000円くらいが相場なので、少しフィリピン人の方が安いようです。
しかし、本当に家事代行を完全にお願いした場合、少なくとも1日4時間週5日となると、1日1万円、1ヵ月22日として22万円になります。これではとても使える金額ではありません。
香港や北欧に行くと、同じフィリピン人家政婦が住み込みで5~6万円で使われているそうです。寝る部屋をあてがわれ、食事込み(といっても本人が作るのですが)でこの値段です。これならお願いする人がかなり増えると思います。
実際に女性進出を考えるなら、安価なこうした住み込み型家政婦サービスをメニューに入れる必要があると思います。女性の就業率が男性並みになれば、GDPが10%アップするといわれています。
家政婦の住み込み部屋のリフォームに補助金を出すとか、住み込みにしたら、その食費相当分の負担分に補助金を出すとかの思い切った政策を行う必要があるような気がします。