昨日は、国産飛行機のことを書きましたが、今日は、更にビジョンを拡げて宇宙ビジネスの話です。
日本でもＪＡＸＡが「Ｈ３」ロケットを世界中に売り込んでいるようですが、世界レベルで見てみると、成長産業のひとつが宇宙ビジネスだということがみえてきます。
イーロンマスク氏率いるスペースX社は、来年以降４０００基の人工衛星を打ち上げ、地球上どこでも、それこそ、険しい山奥であろうが、北極であろうが、通信が届くようにするという計画があるそうです。現在１５０００基の人工衛星がすでに打ち上げられていますが、１社で４０００基とは驚愕レベルですね。
ところが、すでに宇宙にも人工衛星の破片などのゴミがたくさんあるという話も聞きます。見かけは浮いているように見えますが、地球の周りを、時速マッハ２５で動いているといいます。ピストルの弾がマッハ８ですから、もし当たれば大きな事故になりかねません。しかし、そんなゴミを回収する会社もベンチャーで出ているというのです。
そして、現在火星への移住計画も着々と進んでいるとのこと。オランダのNPO社が計画しています。火星への移住計画はマーズワンといい、片道切符だそうです。
それでも世界で２万人を超える応募があったとか。そしてその中から１００人を選抜し、その中には日本人女性も含まれているといいます。
そういえば、スペースX社も将来は火星移住計画があるといいます。２０００年代半ばには、火星移住が現実が現実のものになっている可能性が非常に高いですね。
不可能を可能にすることが文明の進化でした。子供のころ、夜空を見上げて、この広い宇宙のどこかに、人類と同じレベルか、それ以上の宇宙人がいるのではないかと、想像を膨らませたものです。
そんな、人類の夢を実現していくような仕事は、本当にすばらしいことだと思いますね。
