LINEがスマホ市場へ参入!

とうとうLINEが、スマホ市場に参入するといいます。LINEの最大の武器は国内に6200万人の無料通話アプリの利用者を持ってるということでしょう。

LINEは、無料通話アプリに加えて金融決済サービスや、出前注文、またニュース事業なども手掛けていて、一日の生活における全てをLINEが支援するという、生活密着型サービスの提供を目標としているようです。

あるシンクタンクの調査によりますと、スマホの普及率は56.9%まで上昇していますが、依然4割の人がスマホを持っていないとして、7月に株式上場で得た知名度を生かして顧客獲得に乗り出すということです。

ここで、気になるのがやはり通話料です。格安スマホは携帯大手3社と比べると2分1から3分の1程度の月額料金で済みます。しかし、格安スマホは、現時点でのスマホ契約者のまだ、7%にすぎません。

大手3社の強みは何といっても絶大なる知名度と、全国各地に自社店舗を有し、きめ細かいサービスを展開している点が揚げられます。

政府も大手3社に対しては、月額料金の引き下げを指導してきましたが、LINEの参入で格安スマホの認知度が更に高まれば大手にとっては更なる値下げ圧力となる可能性があります。これは、消費者にとっては喜ばしいことですね。

すでに、家計の支出で、携帯電話の料金や、ネットのプロバイダー料金等の通信費は、ひと昔前に比べると、どの家庭でもきっと増えてるはずです。かといって、携帯電話がある生活に一旦慣れてしまうと、人間という生き物は、もう戻れないものです。

サラリーがなかなか増えない中では、必ず掛かるお金(固定費)は、1円でも安く抑えたいものです。

若年層を中心に独自で使える人気アプリが支持を受けているLINEが、大手3社からの乗り換えや、スマホの新規顧客獲得合戦に参入することで、どこまで、大手の牙城を崩せるか、注目していきましょう。