先日、とある旅行雑誌の京都の特集が掲載されていました。その中で昨今の京都の外国人観光客事情が載っていましたので興味深く読みました。
その内容とは、外国人の人気ナンバーワンは京都で、1ヶ月で訪日外国人が過去最高記録の191万人を記録したそうです。
7月は、京都での宿泊客数の40%以上が外国人だったといいます。とにかく京都は外国人が目立つといいます。7月は祇園祭などもあり、人気だったのでしょう。
京都は昨年も183万人も訪れています。今年は200万人超えどころか300万人を超えるかもしれないと言う人もいます。すでに秋の紅葉の時期は、ほぼ宿泊はできないくらい各ホテルは満杯だとのこと。
さて、その国別に外国人観光客を見ていきますと、一番は中国人、そして台湾人と続き3位がアメリカ人だそうです。京都は他の観光地に比べ、白人の外国人が目立つと感じる所以です。
そして、そのアメリカ人にとっては、京都での宿泊は町屋の家に泊まることが人気なのだとか。実際に、宿泊施設を貸し出す人向けのウェブサイトであるAirbnbをのぞくと町屋が2~3万円くらいで出ているといいます。
そしてそのアメリカ人に人気なのは、観光地から外れた路地を歩くのが人気とか。日常の京都を観たいそうです。その日常の姿をスマホでバンバン写真をとっている姿を多く見かけるといいます。
たしかに観光地というのはある意味非日常の世界です。本当の日本の京都を知るには、観光地から外れた街角などの方が分かる場合もあります。
そしてその地域に住んでいる人に声をかける。観光地への行き方を聞くのではなく、日常生活について聞いてくるのだといいます。
それは、私たち日本人も外国に行った時も同様です。その国を知るには、日常を観るのが一番です。