昨日お話しした、時間短縮もそうですが、もうひとつ重要な改革のポイントはなんといっても、男女格差をなくすことでしょう。
世界経済フォーラムで発表されている男女格差ランキングでは日本は世界の104位です。ちなみにお隣、中国は87位で日本の方が下なんです。同じクラスをみると、イスラム系の国が並んでいたりします。本当に日本は先進国なんでしょうか?
上位をみてみると、アイスランド、ノルゥエー、フィンランド、スゥエーデンと北欧の国々が並びます。
安倍首相が提唱する「新アベノミクス三本の矢」の中に、「夢を紡ぐ子育て支援」というのがあります。出生率を1.8にするといいます。また「介護離職ゼロ」もそうです。
どちらも女性の雇用率を高めることがポイントとなりそうです。しかし、仕事をすればそれでいいというものではないような気がします。
重要なのは女性をいかに、要職につけることが出来るかだといわれています。この話になると急に口を閉ざす人も、政治家、官僚、そして上場企業のトップにも多いというのですから、やはり日本はまだまだ先進国とは言えないようですね。
世界の時流は「ダイバーシティ(労働の多様性)」です。そのダイバーシティ化の一歩が男女格差をなくすことだと思います。
日本特有の今までの男社会の、根本的な発想の転換が必要なのかもしれません。
~終わり。