GWもあとわずかとなってきました。高速道路の渋滞予想は今日あたりから、東京方面への上り車線の交通量が多くなってきたと伝えています。そんなGWの折り返しの日でもある、5月4日は「みどりの日」というのを、皆さんご存知でしたか?恥ずかしながら、私は昨日まで、「憲法記念日」の5月3日と、「子供の日」の5月5日の間の5月4日は単なる「国民の休日」だと思っていました。
今日、手帳を開いたとき、「みどりの日」の文字を見て唖然!私の記憶では「みどりの日」は確か、4月29日だっだはずです。すかさずWikipediaで調べてみると、1988年までは、昭和天皇の誕生日ということで、「天皇誕生日」でした。そして、昭和天皇崩御の翌年からは「みどりの日」となりました。おそらく私の記憶はここで止まっていたのでしょう。その後2007年からは「昭和の日」となりました。ちなみに、「昭和の日」の制定の由来はというと、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」となっていました。
では、5月4日はというと、1988年〜2006年の間は一部(日曜日or月曜日)を除き「国民の休日」だったのです。つまり、どうしても5月3日から5月5日までを「三連休」にしたかったのが見え見えですね。そして、翌2007年からようやく「みどりの日」となった訳です。そして、その由来はというと「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ということです。
そして、GWではありませんが、今年は祝日が一日増えたのはご存じでしたか?祝日がなかった8月の11日に「山の日」という祝日が増えました。由来は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」というものです。8月は祝日がないといっても「お盆休み」があるので強引な祝日制定のような気もしますが、11日を休みにすることにより、その後の「お盆休み」と連携させて、より長期の休みを取りやすくするようにしたのでしょう。
「GW」といい、「お盆休み」といい、大型の連休で喜ぶのは、子供と、大企業と公の仕事関係の方々だけのような気がするのは私だけでしょうか。我々零細企業は、休みを取るのも一苦労。週休二日が当たり前の昨今、土曜日を休むのもままならない「丸光製麺」ですが、特に震災以降は休みなく突っ走ってきたような気がします。祝日を休みたければ、休んでも問題の無い企業に早く育て上げなさいという叱咤激励が聞こえてくるようです。