地元紙に載った「細腕繁盛記」?

(5月19日付の岩手日報。二人一緒にこのように作業することはないのですが・・・。今回だけのサービスショットです。)
(5月19日付の岩手日報。二人一緒にこのように作業することはないのですが・・・。今回だけのサービスショットです。)

一昨日、岩手県の地元紙の「岩手日報」に丸光製麺の特集記事が掲載されました。気仙沼で被災し、震災からの復興の一歩に岩手県一関市を選んだ経緯や、その後の奮闘ぶりが簡潔にまとめられていました。

今回の記事は、会社の全容よりも専務の熊谷敬子にスポットが当てられて、「麺屋の嫁」という立ち位置で記事は校正されています。実際に東奔西走していたのは事実ですし、震災直後は従業員を一時全員解雇し、専務と二人だけで一関工場立ち上げに奔走していました。

この記事を書いていただいた方は女性記者の方で、文面全体が女性の感性が生かされているように感じました。その内容はさしずめ、昔のテレビドラマにあった「細腕繁盛記」(当社の専務の場合は太腕?・・・汗)のような内容になっています。

改めて震災から5年が経ち、新聞記者といえ他人様にこれまでの軌跡を表現していただいた文面を読んでみると、我ながら紆余曲折がありながらも何とかここまできたものだと感慨深いものがあります。それと同時に、読んだ後は、なんとなくよくここまで書いたものだと、気恥ずかしさもありました。

とはいえ、丸光製麺の復興の軌跡はまだ道半ばです。これからも、今まで応援していただいた多くの皆さまに恩返しをさせていただき、雇用と地域経済活性の一助になればと強く願っております。今後も、専務ともども宜しくお願いいたします。