梅雨の時期は、梅の実が熟す頃でもあるそうです。この時期は梅の実を購入して自宅で梅酒をつくる人もいるようですね。
そして、梅といえば、日本の伝統的な保存食の梅干しがありますね。条件反射ですでに、口の中に唾をため込んでいる人もいるかと思いますが、強い酸味が特徴で、クエン酸をはじめとする有機酸などを多く含んでいるそうです。
おにぎりや弁当に入れると腐りにくいとか、血糖値の上昇を防ぐとか、便秘を解消するとか、最近ではダイエット効果等、数えきれない程の効果・効能があると言われています。
スーパーの梅干しの売り場を覗いてみると、昔は梅肉が赤色でカリカリ固いものと梅肉たっぷりのものしかなかったように記憶していますが、今は本当に沢山の種類の梅干しがありますね。お馴染みのしその葉に漬けた赤い梅干しや、かつお節で味付けしたもの、塩分控えめをうたった減塩タイプ、変わり種でいえばはちみつ入りや黒糖入りもあるそうです。
幼少の頃は、好んで食べなかった梅干しですが、私の祖父は、晩酌に焼酎の梅割りを飲んでいたのを子供ながらに覚えています。梅の効能に肝機能を向上させることが分かったそうで、やはり昔の人は理にかなったことをするものですね。
これから暫く蒸し暑い日が続くことと思いますので、私もビールばかり飲んでいないで、梅干しの秘めたパワーでこの時期を乗り切りたいと思います。
