誰もがご存知のウォーレン・バフェットという投資家がいます。世界でのトップクラスの投資家としても有名です。
このウォーレン・バフェットが尊敬していた投資家にフィリップ・フィッシャーという人がいます。このフィッシャーは「フィッシャー１５の原則」というものを発表しています。ウォーレン・バフェットが常に参考にしてきた考え方として知られています。
以下が「フィッシャー１５の原則」です。
１．その企業には充分な潜在力を持っているか。
少なくとも数年間にわたって売上を伸ばす製品・サービスがあるか
２．業績を牽引する製品・サービスの次に向けた一手を打っているか
３．研究開発が成果をあげているか
４．強い販売網・営業体制があるか
５．利益率が高いか
６．利益率の上昇・維持に対する取り組みができているか
７．労使関係は良好か
８．幹部社員が能力を発揮できる環境か
９．幹部社員は優秀な人材が多いか
１０．コスト分析や、財務分析を最重視しているか
１１．競争力に優る、業界で通用する特徴があるか
１２．短期間及び長期的な収益見通しを立てているか
１３．既存株主の利益を損なってしまうような増資が行われてしまうおそれ
はないか
１４．経営者は問題発生時に積極的に説明しているか
１５．経営者は誠実であるか
以上です。上場企業向けという項目もあるりますが、おおむね企業を見る視点としては正しいのではないでしょうか。中小企業もこうあるべきですね。
そして経営者もこの視点を持って経営すべきだと改めて感じました。
