夏の果物といえば・・・

昨日いただいた「ビワ」です。みずみすしくほど良い甘さでした。
昨日いただいた「ビワ」です。みずみすしくほど良い甘さでした。

昨日、ご近所さんから、おすそ分けで「ビワ」をいただきました。この時期にスーパーの青果コーナーなどに並び始めるビワは季節感を感じさせてくれる果物のひとつですね。5~6月の今の時期に最も多く出回っています。

「ビワ」に関する文献は奈良時代に記述された書物が最も古いものだそうです。また、日本で栽培が始まったのは江戸時代の中期頃で、千葉県の富浦では宝暦元年(1751年)に栽培がスタートしたといわれています。今でも富浦では「ビワ」の栽培が盛んで、「ビワ」を使った製品も多く、ビワアイスクリームやビワカレーなどの他にビワの葉ボディソープなどもあるそうです。

今の時期の果物の王様といえば、お隣の山形県の佐藤錦などの銘柄で知られる「さくらんぼ」が何といっても有名です。とても高価なため「真夏の宝石」などと呼ばれています。そして、この時期は観光案内などに「さくらんぼ狩り」の広告をよく目にします。

桃栗3年柿8年といいますが、「ビワ」の場合、実をつけるまで8~10年、「さくらんぼ」の場合も7年~10年はかかるそうです。生まれて7~10年というと人間で言えば小学生まで成長していますね。

今年も長い年月をかけて実を付けたビワの成長とご近所さんに感謝しつつ、美味しくいただきました。

次は、さくらんぼですが、おすそ分けをしてくれる貴重な方は、はたしていずこに・・・。