これからのデーター管理社会

リオ五輪が開幕し、日本人選手も「競泳」や「柔道」などでメダルラッシュのようですが、当初、不安視されていた治安対策は十分に機能をはたしているのでしょうか。

先日、ある雑誌に「渡米するのにSNSのアカウントが必要になるかもしれない」という記事が載っていました。もちろん、テロ対策の一環だといっていますが、はたしてそれだけでしょうか?

ステアドなどで簡単に偽装できるから、効果あるのかという批判にさらされていることも事実ですが、アメリカ当局はすでにそんなことは予測しての対応なのでしょう。すでに多くのアプリなどが初期登録をするときに、Facebookなどのアカウントで登録することが増えています。

スマホアプリは、多くの人にとって、生活や仕事に根ざしたものになっている以上、すべてをステアドで偽装することは難しいと踏んでいるのかもしれません。すでにアメリカの入国審査はかなり厳しくなっていると聞きますが、さらに追加されるのかもしれませんね。

いずれいせよ、個人情報どんどん管理される社会になっていくことは間違いがないでしょう。それが今の全世界の現状です。このような話は昔見た、映画やドラマの監視社会への入り口のすぎないと思います。人々が便利だと思って使っているデジタル情報は、管理する側にとっても使い勝手のよいツールであることは間違いありません。

さらに今後はいろんなテクノロジーが出てきて、すべての人間が現在の動きをリアルタイムで監視される日が来るとも言われています。ウェラブルコンピューターを複数身につけて動くということは、自分の動きを当局に教えているようなものかも?それが嫌なら、この国では住めないし、旅行もできないという国がアメリカになっていくのかもしれません。

そしてこの動きはきっと同盟国でもある、ヨーロッパや日本も追随することでしょう。