ある雑誌に興味深い話が掲載されていたのでご紹介します。皆さん「週末うつ」という言葉をご存知でしょうか？
私も初めて聞きましたが、つまり、平日は仕事に精を出すものの、休日は脱力感に襲われてやる気が起こらない。お昼ごろに起きてジャージ姿でゴロゴロして、スマホやパソコンを見ている内に貴重な休日が終わってしまう。そういう人が近年、急速に増えているといいます。そんな人を「週末うつ」と言うそうです。
この症状は、３０代～４０代の独身男性に多く、休日が楽しめず、早く月曜日になってほしいと思っているそうです。特徴としましては、真面目で責任感が強く、人付き合いが苦手な人が陥りやすいといいます。
正式なうつ病とは違うようですが、表面上はよく似ていて、休日になると疎外感が募って生活リズムが乱れ、体の不調が起き、長引くとうつ病に移行するケースもあるというから驚きです。
近年の若者は、趣味の少ない人が増えているといわれているのも原因の一つに挙げられます。平日は仕事に追われてそれなりに頑張れるのですが、所詮、会社の歯車のようなもので、充実感や達成感とは程遠く、ストレスをため込んだまま週末を迎えます。しかし、趣味でストレス発散できればいいのですが、それがなかなか出来ないのが現実のようです。
そして、更に拍車をかけているのが、近年のスマホやネットとの付き合い方です。睡眠前のスマホのブルーライトは睡眠の質を低下させると以前から指摘されていたことですし、TwitterやLineなどのＳＮＳによる絆は、人付き合いの少ない人にとっては「もろ刃の剣」で逆にストレスになることもあります。
では、どういたらよいのでしょうか？解決策は明日にまた・・・。
