今日の丸光製麺・一関工場はいつになく、製造量が多い日だったので、私は、普段より一時間早く出社して準備をしていました。
そんな中、工場倉庫の隣のボイラー室から、異常を知らせるブザーが鳴っているではありませんか。表示されているエラーメッセージを解読すると「給水異常」とのことです。すぐ、このボイラーの代理店に電話をしました。この代理店の社長は、私と中学・高校の同級生ですが、毎日忙しく動き回っている社長で、遠くは九州まで出張することもあるようです。
電話に出たら、今日は気仙沼にいたとのことで、一安心しましたが、お客さんと打ち合わせ中で、お昼にしか行けないので、それまで待っていてくれと言うのです。急な修理の一方的なお願いです。仕方なく待つしかありません。
そもそも、ボイラーとは製麺工場になくてはならないものです。「うどん」や「そば」を茹でる「茹で釜」、焼きそばを蒸かす「蒸し台」、包装後の「殺菌庫」、そしてお湯をつくる「給湯器」、これら全ての機器の熱源がボイラーなのです。
そして、待つこと2時間。ふだんの2時間より、こういう時は長く感じるものですね。実際修理にかかった時間は10分程度です。水をタンクからボイラー本体に送る配管のフィルターの目詰まりで、充分な水量が供給出来なかったのが原因でした。定期的に掃除をしていれば、こんなことは起きなかったと思っても、あとの祭り。日頃のメンテナンスがいかに重要かということです。
そういえば、自宅に気仙沼市から健康診断の通知が届いていました。今日のハプニングは、人間も定期的にメンテナンスしないと、「後で大変なことが起きるよ!」というメセージだったのかもしれませんね。忙しいと言わず今年は受診することにします(汗)。