今日は、専務とともに盛岡に出張してきました。昨日は、仙台での商談会、今日は盛岡、そしてまた明日は仙台と、岩手と宮城を行ったり来たりですが、丁度中間が、丸光製麺の一関工場がある一関なのです。どちらへも、高速道路を使えばどちらへも一時間ほどです。
今日の盛岡出張の目的は、岩手県庁が主催の海外販路開拓の勉強会のためです。海外の販路開拓といっても、今日は香港を中心に、全員でも8名ほどの少数精鋭の勉強会でした。
まず、当社を含めて海外展開に意欲のある事業所の方(私と専務も含まれます)、県庁の海外ビジネスの担当職員の方、そして、輸出をサポートしていただいているジェトロ盛岡の方との座学での勉強会です。
まずは、ジェトロ盛岡の方から、輸出の向けた基礎知識と必要最低限のコストや、実際の商流のお話しがあり、その後は現状の香港のお話しでした。香港は、日本のような製造業の国ではないので、一部の嗜好品以外は原則関税がゼロ、なんといっても中国大陸への玄関口ということで、人や物、お金や情報が世界中から集まるところなのです。
そして、勉強会の後半は、集まった事業者の方々の商品を実際に試食することに。そして、その試食会に特別ゲストが登場。若い女性4名が会場に入ってきて自己紹介です。なんと、岩手大学に留学中の中国と香港の大学生と通訳の方でした。
丸光では、看板商品の「ふかひれラーメン」を試食していただき、感想をききました。皆さん美味しいといっていましたが、値段を聞いてちょっとびっくりした様子。一人前1200円はちょっと高いと感じたそうです。しかし、贈り物や、お金持ちの人なら「ふかひれ」の価値を理解しているので、美味しいと分かれば買うのではないかとのことでした。
やはり、ふかひれの原産は気仙沼でも、ふかひれ料理の本場は中華料理です。本場の方に食べていただき、意見を聞くということは貴重な機会を与えていただきました。
それにしましても、さすが留学生。通訳の方がいなくても通常の会話なら日本語で充分OKでした。