間もなく閉会式を迎えようとしているリオ五輪。その開催以前に、東京五輪で新たに開催される競技が発表されました。その中に、日本の得意競技とする野球やソフトボールがありましたね。
そういえば、昨年プレミアム１２という野球の世界大会がありましたね。アメリカ対韓国で決勝戦が行われ、韓国が初代王者に輝いた大会です。それにしても盛り上がらない大会だったイメージがあるのですがいかがでしょうか。
韓国や日本はベストメンバーで臨んでいるのでしょうが、肝心の野球発祥のアメリカはというと、メジャーリーガーゼロでした。３Aとか２Aの選手ばかり。日本でいうと２軍選手で戦っているようなものです。それでありながら決勝までいくアメリカは、やはり選手層が厚いのだなとつくづく思います。
MLBにとって、ワールドシリーズこそが文字通り世界一を決める大会で、WBCとかプレミアム１２なんて大会は、世界一でも何でもないのでしょう。おそらく、プレミアム１２で優勝した韓国チームや日本チームと、昨年のワールドシリーズを制したロイヤルズでは、真剣勝負をしたら、プロとアマ以上の差になることでしょう。
２０２０年は東京オリンピックで野球が開催されることが正式決定しました。しかし、東京の次のオリンピックは、また外されるかもしれません。開催都市がどこになるか、まだ分かりませんが、東京での一回きりの開催になる可能性も否定できません。
しかし、オリンピックやWBCにMLBのアメリカ国籍のベストメンバーがチームとして結成されたら、状況が大きく変わります。
話は大きく飛躍しますが、今テロが世界中で勃発しています。この状況を変えられるのは、スポーツか音楽だといわれています。そもそもオリンピック精神は戦争をなくすといった平和目的で作られた祭典なのです。
各スポーツ競技などが、サッカーのワールドカップ並みに盛り上がれば、テロみたいなものが減るのかもしれません。世界中の子供たちがスーパースターのスパープレイを目のあたりにすれば、世界の未来も少しは明るいものになるような気がします。
これからのスポーツのトップ選手には、そんな使命感も持ってほしいと思って観戦した、リオ五輪でした。
