SFの世界を現実化させていく?

202X年。ドローンタクシーが実用化。

これはSF小説の見出しではありません。2020年代には実用化されそうな現実の話です。皆さんもよくご存知の、ドラえもんのタケコプターが実用化されるかもしれないという話です。まさかありえないだろうと、おっしゃる人がいると思いますが、まじめに実験されているのです。

しかし、やはり課題は、飛行時間とか、積載重量のようです。シンガポールでは燃料電池を積んで2時間以上飛行させるという実験が行われているそうです。積載重量も100kgくらいまでは、積載可能にする実験が行われているとのこと。

法整備上の問題などクリアしなければ課題は多いと思いますが、ドローンタクシーが、皆さんの頭上を飛んでいく可能性が日増しに高くなっています。

当たり前の話ですが、ドローンタクシーには運転手はいません。現在は地上からの遠隔操作ですが、ゆくゆくは、乗客が目的の場所をセットすると、自動で飛行していくのかも知れません。

それを考えると、地上の自動運転車と、空のドローンタクシーは同じくらいの時期に実用化されてもおかしくはないと思います。基礎的な技術はさほど変わらないような気がします。

とにかくこれから10年くらいは、ありえなかったことが現実化していく時代になるということ。SFの世界を現実化していく時代といってよいでしょう。

昔見た、「鉄腕アトム」の世界が現実になっていく様を我々世代は体現してきましたが、今後は、更に「まさか」と思うような技術が開発され夢のようなライフスタイルが実現するかもしれません。

そして、その中には、無限のビジネスチャンスが潜んでいると思います。我々の食品業界も、新しい技術や発想を大いに取り込んで、次の時代に適応できる企業に変わっていかなければ、生きていけなくなるかもしれません。

新しいことにチャレンジする企業だけが、社会に対して新しい価値や雇用を創出し続けることができるのだと思います。