GWがスタート!観光客を取り込め

(画像は、東京出張の際、東京駅の山手線のホームで撮影しました。)
(画像は、東京出張の際、東京駅の山手線のホームで撮影しました。)

さあ、今日からGWのスタートです。観光地の人混みや、車の渋滞などを見ていると、本当に日本は人口減少に入ったのかなと思ってしまいます。しかし、みなさんご存知のとおり、現在の日本は人口減少時代真っ只中です。

先日の東京出張の際に勉強したことですが、これからの食品企業が進むべき道の一つを今日は、私なりに整理してみたいと思います。

人口減少をマーケティング発想でシンプルに捉えると、“食品業界”では「人口減少」 ≒ 「消費量減」を意味することになります。つまり、マーケットが小さくなっているということです。

これは今までと“同じ”ターゲットに“同じ”商品を“同じ”販路で販売することが前提です。しかし、この条件はどの企業にとっても同じ条件であるにもかかわらず、勝ち組と負け組みが存在するのも事実。人口減少でマーケットが縮小している一方で調子の良いマーケットもあります。それは、観光マーケットです。特に最近は外国人の方の観光マーケットがメディアなどにも取り上げられます。

ただ、調子の良いのは外国人観光客(インバウンド)だけではなく、国内観光客をうまく取り組んで売上を伸ばしている企業も多数あります。先日はこれらの成功事例を学びました。この観光というマーケットは日常の消費ではなく、非日常の消費であり、商圏もない(遠隔地からの来店)マーケットなのです。

このマーケットを獲得するためにはWEBとメディアとSNSの活用が不可欠になります。一昔前は観光であればTVや観光雑誌を見て、旅行代理店に行ってという流れでしたが、現在は情報をWEBサイトで収集して、自分で宿泊先や立ち寄る先を決めるという流れが主流になります。

しかし、最近では、WEBサイト上に無数の情報があり、自分にとって有益な情報かどうかの判断がつかなくなってきています。そのような中でSNSのような自分が信用する人からの情報やまとめサイトや情報ポータルサイトを頼りに行き先を決めるという行動が多くなっています。

そして、WEBサイトは以前から言われていますが、マスメディアとの相性がとても良いので発信する側はマスメディアとの情報をミックスすることで情報を多くの方に届けることが可能です。

いずれにしても国内のマーケットが縮小する中で、これからは観光マーケットの獲得を狙うことは「食」を扱うの企業にとっては今後大命題になります。そのよう中で、観光用の商品を開発したり、お店を展開することも重要ですが、同じくらい重要なのはその情報をWEB、SNSを活用して拡散していくことになります。丸光製麺も今後、WEBやSNSには力を入れていきたいと考えています。