ロボットが人材になる時代②

昨日に続いてロボットの話です。

ロボット自体の技術は昔からある技術で、いろいろな場面で使用されてきました。飛躍的に広がり始めた技術は位置認識力の強化と移動量を感知するセンサーの技術と融合して出来た技術からだといわれています。

「掃除機」「窓ふき」「芝刈り機」のどれをとっても作業範囲と障害物と自分が走行した場所を認識できるようになったからです。

人間が掃除すると、汚れが多い場所と少ない場所では、おのずと掃除機をかける回数が違ってきますが、今後のロボットも汚れの度合いを認識する機能を搭載したものが登場してくることでしょう。

産業界でも、省力化を目指したロボットの導入は高度経済成長期以降様々な企業で導入されてきました。しかし、昨今では人手不足のためにロボットで補う企業が増えているようです。

パッチ式から続式連へ、そしてロボット化へと進化していきます。但し、対象物はあくまでも想定内である条件がつきます。

自然の恵みを素材にする我々「食品業界」に於いても、様々なシーンで同一規格が求められるようになりました。自動化が進みますが、素材の持つ美味しさを失われないように人間の配慮が必要となります。

現在は記憶された情報のもとでしか動かないロボットですが、今後はAI(人工知能)が導入されるようになると、自己学習してどんどん成長していきます。ロボットと人間との争う映画がありましたが、現実になる日がくるかもしれません。

その一方で、世界の人口は依然として増加しています。今後、単純作業や力仕事はどんどんロボットが人間に変わって作業することになるでしょう。果たして本当に人間が必要とされる仕事に就けるかどうか、真剣に考えなければいけない日がもうそこに来ています。

~終わり。