ひとごとではない広島の中学生自殺問題

今日、テレビで広島の中学生が間違った補導歴を苦に自殺した事件が特集で報道されていましたが、信頼しているはずの学校がヒューマンエラーや連絡ミスにより本当に間違った履歴を残し、担任がそれを信じ死んだ生徒に対応していたことが、あまりにもズサンで、あってはならないことだと、4月から息子が中学校に入学する親としてものすごい憤りを感じました。もしも我が子の身に起こったらと全国の同年代の子供をもつ親は考えたことだと思います。学校の内申書に悪く書かれることで高校進学ができなくなり自ら命を絶つ選択をした彼の胸の内を思うと胸が張り裂けそうになるのは、私だけではないはずです。

中学生といえば体が急激に成長し、男女の違いもはっきりしてきて、いわゆる「思春期」を迎える訳ですが、心はまだ子供です。勉強でも、部活動でも、友人関係でも、小学校とは比べられない程、環境が変わり思い悩むことが多くなる時期です。親にも話せないことがきっとあることでしょう。しかし、どんな時も親より早く亡くなるような最大の親不孝だけは我が子だけにはしてほしくないと強く願うばかりです。