持つべきものは友、同級生はありがたい

わかりますか?画像中央に見える陸前高田市の今日の奇跡の一本松。国道45号線より撮影しました。
わかりますか?画像中央に見える陸前高田市の今日の奇跡の一本松。国道45号線より撮影しました。

今日は、車の移動が長い一日になりました。というのも、大船渡に本部があるスーパーのバイヤーとの商談があり、夕方には一関で、以前にもこのブログでも紹介した「小山クラブIN一関」が開催され、それに出席したからです。

朝は、通常の通り一関工場に9時に出社。そして、メールのチェックをしたり、郵便物の確認をしたりしている内にもう11時です。慌てて、バイヤー向けのサンプルを用意して、いざ、大船渡へ出発。商談時間は午後1時30分からなので、途中、昼食をとる時間も考慮して、12時前には出発しました。丸光の一関工場からだと、やはり、気仙沼経由でいくのが一番近道だと思います。一関工場から気仙沼、陸前高田、そして大船渡と久々に車を走らせていくと、被災地もようやく、震災からの復旧が目に見える形になってきたなと感じました。特に印象的だったのが陸前高田の「巨大ベルトコンベア」がほとんど解体されて、あの有名な「奇跡の一本松」がはっきりと国道から見えるようになったことです。

そして、大船渡にてバイヤーとの商談です。なんと、そのバイヤーは私の中学・高校時代の同級生ではありませんか。以前は、一関の店舗の店長をしていたのは分かっていましたが、丸光のめん類の担当になったとは、これも、何かの縁なのでしょうか?挨拶もそこそこ、昔話から始まり、震災後の苦労話や、高校の同級生が犠牲になった話などを聞かされ、本当にみんな苦労して今日を迎えていることを実感しました。そして、後半は本来の目的の商談です。気仙沼で唯一の製麺会社でもある丸光の復興をなんとか応援したいとの、ありがたい「お言葉」をいただき、即決で新商品を採用していただきました。本当に、同級生はありがたいですね。何とかしようとするその彼の姿勢に、弊社としても出来る限りの協力を約束して大船渡を後にしました。

その後は、また気仙沼経由で、一関へ。到着後、軽く夕食を済ませて、午後6時30分から、小山会長の勉強会です。今日の内容については、また明日以降にこのブログで紹介することにいたしましょう。終了後、午後8時30分に会場を出て帰路に就き、自宅に着いたのは、もう午後10時になるところでした。本日の走行距離は約250km、仙台往復と同等の距離です。どうりで、仙台出張の時と同様の疲労感が急に襲ってきました。おやすみなさい。